協会案内

ご挨拶

平成18年7月31日、埼玉県ふじみ野市で、小学2年生だった女子児童がプールの吸水口に吸い込まれて亡くなるという痛ましい事故が発生しました。

従来より各地のプールや海水浴場で安全管理に従事していた私たち設立メンバーは、正しく管理されていれば、これほど健康的で楽しいプールという施設が、人為的なミスや管理の不備によって人の命を奪う場所になってしまうということに怒りと虚しさを感じました。

当時、国には安全管理の指針もなく、直接担当している部署もありませんでした。また各地の自治体やプールがそれぞれの管理方法を定めている現状では、管理者の意識の違いや情報の多少が、そのままプールの安全性の高低につながってしまっています。

このようなプールの安全管理体制を大きく改める必要性を感じ、平成18年10月、私たちは現協会を設立しました。そして、翌平成19年4月には特定非営利活動法人として認証を受け、わが国で唯一プールの安全に特化した公益活動法人として活動を始めました。

現在、「プールの事故ゼロを目指して!」をスローガンに、プールの安全管理レベルの向上とそのための問題解決や社会環境整備、また利用者のための安全教育の普及を行っています。

平成19年に文部科学省・国土交通省により策定された「プールの安全標準指針」では、具体的な内容の作成に携わらせていただきました。今後この指針は、わが国のプールの安全管理における重要な柱になると考えますので、指針の普及や理解と社会的な実効性の向上のための協力も重要な課題として行っています。

プールの安全管理レベルは、諸外国に比較して、いまだ立ち遅れていると言わざるをえない状況にありますが、プールの安全管理レベルの向上のために全力を尽くして参りますとともに、これからもより多くの皆様方のご支援とご協力を頂けますように、心よりお願い申し上げます。

理事長 北條龍治

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<理事長プロフィール>
1962年、東京生まれ。慶應義塾大学中退、日本大学農獣医学部卒。
大学1年の夏、神奈川県逗子海岸で監視員を経験する。海辺やプールなどの安全管理で人命があまりに軽視されている現実に強い衝撃を受け、海外からの本格的なライフセービング・システム導入に参加。ライフセービング世界大会85年台湾、86年カナダに日本代表選手として参加。レスキューチューブ・レスキュー競技でチーム優勝。
日本ライフガード協会理事、日本ライフセービング評議会評議委員など、国内団体の統一に貢献。第1回ライフセービング全国大会(現ALL JAPAN)を発起し、大会運営委員長を務める。
日本初のライフセービングクラブを葉山に設立。神奈川県の外郭組織、サーフ90交流協会ライフセービング事業コーディネーターとして、ライフセービングの社会システム化に挑戦。また国土交通省河川環境財団を通じ、川の安全利用マニュアルの作成を行う。
96年、天皇皇后両陛下にライフセービング活動についてご説明申し上げる。
06年、埼玉県ふじみ野市での痛ましいプール事故を契機に、特定非営利活動法人 日本プール安全管理振興協会を設立し、理事長に就任、この国のプールの安全管理レベルの向上を目指して活動をはじめる。
07年、文部科学省・国土交通省策定「プールの安全標準指針」作成協力・監修。09年経済産業省ISO20712-1、-3水辺の安全標識JIS化原案作成委員就任。12年、警察庁発出の「プール監視業務を外部委託する場合における警備業の認定の要否について」などの事務連絡の作成協力、13年、全国警備業協会教育幹部研修講師就任。京都市教育委員会策定「学校プール安全指導の手引」など監修、京都市養徳小学校プール事故第三者調査委員就任。14年、消費者庁事故調査委員会大和市幼稚園プール事故調査報告書作成協力、各自治体の指定管理者選定委員就任など。
現在、会社経営の傍ら専門学校、大学で講義を担当。The Royal Lifesaving Society In Japan専務理事を務める。
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協会概要

目的

本協会は、国内のプールにおける安全管理従事者及び利用者に対して、施設の安全管理及び安全な利用についての知識・技術の普及・振興に関する事業を行い、不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与することを目的とする。

活動内容

プールの安全管理レベルの向上と、その振興・普及
プールの安全管理についての調査・研究
プールの安全管理業務状況の検査・適合認定
プールの安全管理講習、講演等の企画・運営
プール安全管理者検定の実施・適合認定
プールの安全管理教材の企画・開発
プール事故に対する調査・分析

所在地

〒230-0003
神奈川県 横浜市 鶴見区 尻手 1-4-51 ハイムササキビル3F
電話:045-585-3831  FAX:045-307-0001

代表者

理事長(代表理事) 北條龍治

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